男性の育休について

ここ数日、育休について盛り上がっていますね。

「夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が出た。引っ越したばかりで子どもは来月入園。 何もかもありえない。不当すぎるーー」という 発信に皆さんが共感されているからだと思います。

〇私も育休を取っていました
私も育休を取得した身として感じるところはたくさんあります。もしこのような事が自分の身に起きていた事を想像すると、本当に怖くなります。しかも一か月にも満たない、育休としては非常に短い期間の取得でですよ。

私の場合は1年間の育休を取らせていただきました。2人目の子供であった事から、夫婦二人で取らせていただきました。現在復帰後半年程度経過していますが、 何事もなかったように仕事させてもらっています。本当にありがたい限りです。会社や、周りの方々に改めて感謝です。

世の中の流れとしても、男性の育休取得に前向きな流れになりつつあります。政府は、男性の育児休業取得率を「2020年までに13%にする」という数値目標を置いて、 男性の育児参加に積極的に取り組んでいます。そのような状況の中で、大手の会社でこのような事が起きていることが驚きです。

〇育休のメリット・デメリット
メリットについては、
 ・子供との時間をたくさん持てる
 ・奥さんの子育てに対する負担低減
など様々なものが挙げられます。

一方で デメリットとして、収入が減るという明確なものがあります。休業給付金がもらえることで ある程度の補填はできますし、育休取得前から分かっていることなので ある程度の対処もできます。明確なものは事前に対応を考えたりできますが、今回のように不確定なデメリットもあります。評価が低くなる、昇進が遅れる、周りとのコミュニケーションが悪くなる、転勤させられる等です。これらに関しては、環境によってある場合やない場合もあり、かつ急な判断に迫られます。このような、不確定なデメリットが自分の身に起きてしまう可能性を考えると、育休の取得をためらってしまいますよね。

取得する側としても、会社への迷惑や、職場の人への迷惑を考えて、悩んで取得していると思います。 私もとても悩みました。

もし、育休を取得しようか悩んでいる人がいて、このニュースをきっかけにして取らないことを決めた人がいた場合、とても悲しいことだと思います。

もっと、子供を育てやすい社会になると良いですね。

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