LINE、メルカリ 赤字決算 ユーザー獲得競争激化

今週、LINEとメルカリの決算が発表されました。QRコード決済のキャンペーンなどで、お得な買い物をさせてもらっている2社になります。

〇LINEの決算

LINEが発表した、2019年第2四半期の連結業績(2019年1月~2019年6月)は、
 売上収益:1107億6000万円(前年同期比11.5%増)
 営業損益:218億1600万円の赤字(前年同期は103億2100万円の黒字)
でした。

スマホ決済事業でペイペイなどが仕掛けた巨額の還元キャンペーンに対抗したため、販売促進費が前年同期より120億円ほど膨らんだようです。

確かに300億円際や、毎月のように行われているPayトクなど、キャンペーンを頻繁に行っているイメージがあります。

〇メルカリの決算

メルカリが発表した、2019年通期の連結業績予想は
 純損益:137億6400万円の赤字(前期70億4100万円の赤字から赤字幅が拡大)
になる見通しだと発表しました。

スマートフォン決済サービス「メルペイ」でユーザー獲得に向けて展開したキャンペーンなどの負担がかさんだためです。

メルペイはキャンペーンの頻度こそ低いものの、セブンイレブンでの70%還元などキャンペーンでの還元率が非常に高いイメージがあります。

〇ユーザー獲得競争

両社ともにQRコード決済のユーザー獲得に向けたキャンペーンで販売促進費がかさんできているようです。

体力勝負的な面も若干ありますが、

多くの資金を投入し、多くのユーザーを獲得する事で、決済インフラとして将来の大きな収穫が見込めるというわけらしいです。

一般人の僕にはちょっと理解できないくらいの投資額ですけどね。

このような情報が発表された後でも、株式市場におけるメルカリ株価は上昇して終わっており、このような状況を見ると、投資家も最初の投資は織り込み済みなのでしょうか。

消費者としては、引き続き様々なキャンペーンをきたいしています。