WealthNaviのメリット、コスト

WealthNaviとは世界水準の資産運用を行ってくれるという触れ込みのツールです。

一時期活用を検討していましたが、結局活用しませんでした。

まず、メリットをまとめると以下のようになります。

〇メリット
・世界水準の資産運用を、すべて自動で
世界水準の金融アルゴリズムに基づいて、誰もが世界水準の資産運用をできるようにしたのが、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。相場の動向に惑わされず、すべて自動で資産運用を行ってくれます。
・ノーベル賞受賞者の理論がベース
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムで、各個人に合ったポートフォリオ(資産の組み合わせ)を自動で組み、リスクを抑えながらリターンの最大化を目指してくれます。
・経済成長の果実を取り込む
6~7つの海外上場ETFを通じ、世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資してくれます。長い目で投資を続けることで、世界経済の成長率を上回るリターンを得ることを目指してくれます。
・スマホひとつで「手軽」にかなえる
スマホがあるだけで、世界水準の資産運用をはじめられ、6つの質問に答えるだけで、各個人に合った運用プランをご提案。発注も、積立も、リバランス(資産のバランス調整)も、WealthNaviがすべて自動で行ってくれます。

以上、メリットをまとめてみましたが、資産運用のとっかかりとしては、小額から始められ、分散投資が出来ることもあり非常によいと思います。

〇私が活用しなかった理由
手数料=預かり資産の「1%」が割高だと感じてしまった事が最大の理由です。長期で運用していくにあたっては、わずかなコストでも運用成績への影響度は小さくないと感じています。ある程度資産運用の経験がある人は、自分でポートフォリオを構築すればよいのではないかと感じてしましました。

〇コスト1%について
コストについて具体的な数字で説明してみます。
以下の様な2つの投資信託があるとします。
  ①運用利回り 年3.5% 信託報酬 0.5%
  ②運用利回り 年3.5% 信託報酬 1.5%
        (運用利回りは同じ、②の方がコストが1%高い)
それぞれの投資信託を100万円を元手にして30年間運用した場合、
  ①242万 ②181万
となり、61万もの差が生じてしまいます。特に長期の資産運用の場合、このように小さなコストでも大きな差になる事がわかると思います。

〇まとめ
初心者にとっては、非常に魅力的なツールだと思います。一方、ある程度の経験者にとっては、自分でポートフォリオを構築する手間と、コストとを考えて、活用するかを決めればよいと思います。